共同生活援助事業
札幌市内にある住居に生活支援員や世話人を配置して、利用者の皆さんの支援の必要度に応じて、入浴や食事洗濯、健康管理などの日常生活支援のほか、休日には市内散策に出かけるなど、地域で安心して楽しく生活するためのお手伝いをしています。利用者の皆さんは当センターの多機能型事業所「らいず」や、当法人が札幌市の指定管理者として運営している「札幌市あかしあ学園」で作業などの日中活動を行っているほか、一般就労や他法人の事業所へ通勤している方もいます。
多機能型事業所(らいず)
平成24年4月に開設した「らいず」では生活介護事業と就労継続支援B型事業を実施しています。活動内容としては、菓子箱などの紙器加工や忌中製品の袋詰め、タオルの袋入れや広報の配布などの委託作業のほか、行事ではクッキーの販売も行っています。また、作業の合間には、創作活動レクリェーションなどを取り入れるとともに近隣地域との地域交流祭の合同開催や日帰り旅行なども実施し、日中活動が楽しく続けられるよう支援しています。
居宅介護事業所(いーぜる)
平成24年5月に開設した「いーぜる」は、当初ケアホーム利用者の通院介助から始め、現在は平成25年4月から家事援助、6月からは移動支援も実施しています。障がいのある方が居宅において自立した日常生活を営むことができるよう、介護や家事など、生活全般にわたる援助を行っています。
相談室(まーぶる)
障がいのある方やご家族からの相談を受け、必要なサービスが利用できるよう事業者等との連絡調整を行い、サービス等利用計画の作成を行っています。
沿革
- 平成22年10月
- さっぽろ地域生活センター「あーねすと」開設
一体型共同生活援助・共同生活介護事業開始 - 平成24年4月
- 生活介護事業所「らいず」開設
- 平成24年5月
- 居宅介護事業所「いーぜる」開設
- 平成25年2月
- 相談室「まーぶる」開設
- 平成25年3月
- 「らいず」を多機能型事業所(生活介護・就労継続支援B型)に変更
- 平成25年6月
- 「いーぜる」で移動支援事業開始